ROCK READING『ロビン』 ~『ロビン・フッドの愉快な冒険』より~
10月23日 17:00公演 ヒューリックホール東京
◆入場などに関して◆
16:00入場開始。自動の検温&アルコールスプレーをし、チケットの半券は自分でもぎって係の人が持つ箱の中に入れる。
自分が並んだときはグッズ列もトイレも混んでいなくてすぐに席に着くことができました。
グッズはカードも使用できるけれど、現金専用窓口がすいていた。グッズ購入時に袋はもらえないので、自分で袋や傷防止のファイルなど持っていくと良い。
事前にドレスコードが伝えられていただけあって、やはりかばんやアウターなど緑を身に着けている人が多い。全身緑の人もいる。私もそのうちの一人。季節柄、服の場合カーキが多いかな?朝地元で電車に乗ったときに真緑のパーカーの人がいたので「え~~~、もしかしてあの人もロビン???」と仲間の気分になっていたら全然違うところで降りたので違った。マスクは克樹くん同様のド緑のマスクや、カーキ、ライトグリーンなど様々。いろんな緑があるのでハロプロの現場のメンカラTシャツほど色の主張は強くないと感じた。革ジャンの人も何人かいたけれど、リトル・ジョンに合わせたのかな?
以下ネタバレがあります。
◆物語の流れ・予習に関して◆
物語の予習をすることは特に推奨されていたわけではないけれど、していったほうがわかりやすいかな~~と私は思った。
読んだのは上の画像にある『ロビン・フッドの愉快な冒険』著:ハワード・パイル、訳:三辺律子
この中の話のいくつかをぎゅっとしたのが今回の朗読劇の物語。しっかり記憶はしていないし他の方の訳は読んでいないのでわからないけれど、いくつかこの本に出てきたセリフに近いものがあった。
◇プロローグ
(ロビン・フッドが森で暮らすことになった経緯とリトル・ジョンとの出会いの話。)
◇第一部第二章 ノッティンガムの弓試合
(ロビンが変装して弓試合に出る話。)
◇第一部第三章 ウィル・スタトレイ、善き仲間たちに助けられる
(捕まってしまったリトル・ジョンを助ける話。スタトレイの部分がリトル・ジョンに変更されている。)
◇第五部第一章 ロビン・フッド、悲しみに沈む騎士に手をさしのべる
(リーのリチャード卿を救う話。リチャード卿がイェーツ卿に変更されている。)
◇第七部第一章 ロビンと仲間たちが、フィンスベリーでエレノアの御前で弓を射った話
(ヘンリー王とエレノア王妃がそれぞれ選抜した射手による弓試合にロビンが出場する話。)
◇第八部第二章 リチャード王、シャーウッドの森に来る
(ロビン・フッドがハンティングドン伯爵の地位を得て森の暮らしから離れる話。)
◇エピローグ
(ロビン・フッドの死)
◆舞台の配置、座席などに関して◆
座席はB列の椅子が取っ払われているため、C列が最前列です。
配置は下手から順に、カズマ・スパーキンさん、今野大輝さん、本高克樹さん、ROLLYさん。
最初にバンドの方々、カズマさん、ROLLYさんが出てきて演奏が始まる。そしてこんぴ、ぽんちゃん登場。
基本的には椅子に座った状態での朗読が多いが、時々前に出てきてしゃべるシーンがあったり、舞台上を歩きながら踊ったり歌ったり。
舞台の中心はもちろんだが、C12と13の間あたりとC22と23間あたりで立ち止まってセリフをいったり歌ったりするシーンも多い。
ちなみにC17,18あたりのこんぴ担大勝利です。おめでとうございます。理由は後程。
私はかなり前のほうの席の下手寄りでしたが、こんぴのご尊顔の下半分が台本で隠れて見えないことが多かったです。上手にいるぽんちゃんのご尊顔はずっとしっかり見えました。
◆オタクの箇条書きメモ◆
(個人の見解です。セリフはニュアンスです。)
・克樹くん右耳に緑のきらきらついてたきがする。
・ときどき舌をペロっとだしてるぽんちゃん。
・片足や手や首でリズムをとるかわいいぽんこんぴ
・どこへ行くのか問われたロビン「ノッティンガムだ!」ぷんすこしてて声が若くてかわいい。
・「奪われたものを奪い返し貧しい人や困っている人に返してやる!」のセリフあとシャーウッドの森の仲間たちが称賛するシーン。
その後「返してやる!」のセリフのみ上手と下手で繰り返し、観客も拍手する。緑コーデで仲間になろうってのはそういうことだったんだね。
・バードコールはわかるけれど、ビニール傘とかシャウティングチキンとか蛇腹ホースのようなものを振り回したり、そんなもので効果音つくるの!?ってものを使用して効果音を出すバンドの方々。
・ロビンが笛を吹いて仲間を呼び、仲間たちがリトル・ジョンに手を出そうとするシーン。「手を出すな。」といいながら右手を指揮者が音を止めるときのように動かす。
・酒飲み放題イェー!みたいな曲カズマさんめちゃ楽しそうな感じで私もイェー!したい。
・「とろけるような鹿肉食い放題!」のぽんちゃん良い顔。私も鹿肉食いたい。
・弓矢での勝負を申し込むロビン。それ相応の態度で示せ的なことをリトル・ジョンに言われる。
ロビン「わかったよ。・・・・・・わかりました。」
ロビン「図体だけでなく態度もでかい。(片膝ついた状態でと小言を漏らす)
リトル・ジョン「なんかいったか!?」
ロビン「スイマセン。(正座した状態で)」
リトル・ジョンが右足のかかとを付けた状態でつま先をコツコツと鳴らす。
ロビン「もう一度弓矢の勝負をしてください(きれいな土下座ではなく背中を丸めたぎこちなさそうな土下座)」
・ジョン・リトル→リトル・ジョンになったとき、「リトル・ジョン!」「リトル・ジョン!」と手拍子するの楽しい。
・Rollyさんの声と独特なしゃべり方、いい感じの間抜け感?があってくせになる。この後ロビンにしてやられるんだろうな~ってわかる感じ。
・弓試合に出るかどうか相談してるぽんこんぴひそひそしながらセリフいってる。
・ジョック(変装してるロビン)「ジョックです。」「俺は自分にしか仕えないので。」が日替わりらしいんだけれど、23日夜はデブ声みたいな感じで笑いそうになったけれど、声出していいかわからなかったから耐えた。
・イェーツ卿が10シリングしか持っていないことに動揺するぽんちゃんの表情がかわいい。
・ロビン「許せん!!!!!!!」怒りの表情
・「でていけ」を繰り返し言う部分淡々とした表情の本髙さん。
大僧正
— 鈴木勝秀 (@suzukatz) 2021年10月21日
「イングランドは階級社会
労働者はパブが好き
マナーにうるさい店じゃ
楽しくないだろ
差別じゃない
そうだよな、な!
おまえとは相入れぬ
出て行け
さあ 出て行け!」
・ステージふちに座り、ギターを弾くこんぴとその後ろで立って歌うぽんちゃん。こんぴ近すぎちゃってどうしよう~♪と思った。これ、C列17,18あたりのオタクやばいべ。舞台のふちという境界線を越えるなんて思ってもいなかったから、まるで二次元の画面の中から飛び出してきたようだった。こんなに長い間近くでご尊顔とハンマーな指を堪能してもいいのかしら。リトル・ジョンは確かにそこに存在した。
・ステージ上部に上って背中合わせで歌うぽんこんぴ。ぴょーんとステージ下部に飛び降りポーズを決める。
・聖者の行進の音楽に合わせてリズムにのるぽんこんぴ。聖者の行進何回も出てくる。だんだん音楽が早くなって楽しい。カズマ・スパーキンさんの動きが面白い。
Oh, Robin Hood goes marchin’ in
— 鈴木勝秀 (@suzukatz) 2021年10月22日
Robin Hood goes marchin’ in
I wanna be in that number
Robin Hood goes marchin’ in
・右手を掲げたりぐるぐる回しながら回転するぽん。マラカス?を片手に持つぽん、タンバリンをもつこんぴ。
・曲終わりに右手を上に掲げるぽんちゃん。
・トイピアノを弾くぽんちゃん
・to London Town~♪で舞台上を跳ねまわるぽんちゃんかわいい。
・Rollyさんが演奏する両脇でエアギターするぽんこんぴ。
・口に水を含んでほっぺを膨らませたまま左右に顔を振るぽんちゃん。
・暗くなったとき、こんぴの髪の毛に光が当たって輝いていた。
・to London Town~♪の曲で楽しげに踊っていたのに突然音楽が止まり両手を上にあげたまま停止し薄暗くなる。(オレンジの薄暗い感じ)
・こんぴの「さて、」のナレーションから雰囲気が変わる。本では「手を放していただいて構わない。」になっているが、劇場だからか「席を立っていただいても構わない。」になっている。
・笛の音を聞いて、ロビンの元へ行くリトル・ジョン「う゛お゛ぉぉぉぉぉぉぉ」リトル・ジョンのセリフはやや野太い声、ナレーションと歌は美しいハイトーンボイスなこんぴ。ロビンは「快活な青年」って感じの声。
・戦いにより仲間を失ってしまったロビンたち。赤く薄暗い照明になりしばらくの間。
こんぴ「そこはシャーウッドの森ではなくーーーーーーーーーーーーーー『戦場だった。』」
・こんぴ「感謝の心ほど簡単に忘れ去られるものはない。」
・「ロビンに大変なことが起きている!!」のナレーションぽんちゃん迫真とした表情。
・リトル・ジョンが「子供ならともかく!!大人はちょっとばかり血が亡くなったくらいじゃ死にゃあしない!7日もありゃあ、また前みたいに~」とロビンをはげますシーンは、優しく語り掛ける感じを想像していたけれど、結構力強い感じだった。
・復讐のため、修道女どもに目に物を見せてやると声を荒らげるリトル・ジョンを制するロビン「だとしても!!!!!(セリフうろ覚えすぎるからぜんぜんちがうかも)」のところ飛沫が起きるくらいに力強くて、こんな状況になっても女子供の手を上げないロビンの信条は揺らがないんだなと思った。
・原作では、いとこが戻ってきた理由はリトル・ジョンたちの報復が怖かったからっぽいことしか書かれていなかったけれど、朗読劇ではそれもあるけれど、自分のしたことに良心が痛んだ描写があった。
・ラストシーンは舞台の前のほうに立った状態でセリフを言うので、パンフレットにある抱きかかえられる動きはない。
・これ以上ひどいことなんか〜のあたりのリトル・ジョンぐっとこらえる感じの言い方してた。
・ロビンの死後「あの部屋に近づいたらこの建物をバラバラにしてやる!!心に刻んでおけ!!」からの一呼吸おいて「俺は本気だからな!!!」のこんぴめちゃくちゃかっこよかった。
・詩的な表現が多い。「羽のついた矢が飛んでいったかのように、何かが飛び去っていった」など。
・上手側だからはっきり見ていないけれど、ロビンの頬に涙が伝っていたような気がする。(または肌のツヤ)
・こんぴ左目がきらっと一瞬輝いたが、涙なのか、己の瞳の輝きなのかはわからない。
・ラスト。目を開けている状態が多かったロビンに対して目を閉じていることが多いリトル・ジョン。
・最初は何が起こっているかは理解していなかったロビン。自分がどんどん弱っていくにつれていとこに裏切られたことは気がついたかと思うんだけれど、そのときロビンは何を思ったんだろうね。
・舞台センターのふちに座り、うなだれるようなポーズをとるこんぴ。めちゃくちゃ近い。
・悲しい展開だったけれど、最後は明るく歌って終わった。向かい合わせになり互いの右手で握手からの熱い抱擁を交わす。
・手拍子するところがあったり、ドラムやいろいろなものを使って効果音を出したりしていて楽しかった。
・音楽経験が全くなくて、水バナで勉強中だけれどまだまだ全然楽器のことわからないので、楽器がわかる人はもっと楽しいだろうなとおもった。
・カーテンコールでバンドの方々と目を合わせてにこにここんぴ。お手振りこんぴ。
・こんぴ「千秋楽までまだまだありますので引き続き応援よろしくお願いします。」
・ぽん「本日も緑をまとっていただきありがとうございます。今日最初に非常口が目に入って、なぜだかあの子も緑だ~って思っちゃいました。皆さん似合っているので引き続きマスクとか服とか緑をまとってきてください。」
これはホテルの部屋で食べた夕飯と克樹くん。
イラストで図解したいなと思う部分もあるので時間があればやりたい。